Baggage/Luggage/Bagの違いはあるの?

どうも、Kすけです。
みなさん、お元気でしょうか?
前回から「チェックインに関連のある英語」を紹介しています。
1回目は「Check In」と「Passport」でした。
空港でのチェックイン Check in 「旅行英語」で英語学習 その④
今回はその2回目です。
もくじ
「チェックイン関連の英語」
まずはチェックイン関連の英語をもう一度見ておきましょう。
|
Check inの時に必要な書類は?
Check-in CounterでCheck Inをするときに,
Ground Staffに見せる書類はPassportだけではありませんよね。
一応、まとめておきましょう。
・E-ticket・・・On Lineで予約をしたり、旅行会社カウンターで予約をするとE-ticketをもらうので、それをGround Staffに見せます。 ・ビザ(査証)・・・Visaが必要な国に行く際には大使館や領事館などに行ってビザ(VISA)を取得しておく必要があります。長期で滞在する場合もこのVISAが必要です。VISAなしで滞在可能な期間は国によって違います。また、最近では「電子渡航認証」を申請して取得しておく必要がある国も増えてきました。 *【注意】「新型コロナウィルス」の影響で各国の入国制限が設けられています。 |
荷物には「機内持ち込み手荷物」と「受託荷物」がある
荷物の運び方は、「機内持ち込み手荷物」として一緒に飛行機に持って行くタイプと
「受託荷物」として、飛行機の貨物として預けるタイプとがありますね。
それぞれ英語では、
|
と言います。
ぜひ、覚えておいてください。
Carry Onってどんな意味?
そもそも、Carry Onってのは、どんな意味があるんでしょうか?
「継続する」
continueと同義語で、動詞としては「継続する/続ける」という意味があいます。
「落ち着いて、続けなさい。」
“Keep calm and carry on.”
「騒ぐ/わめく」
「感情の赴くままに自分勝手な振る舞いをする」というイメージです。ネガティブな意味合いを含んでいるので、使う時には気をつけてくださいね。
「彼は教室で騒いでいたので、先生から叱られた。」
“He was carrying on in his classroom, so he was scolded by the teacher.”
*”He is carrying on with that girl, isn’t he?” 「彼はあの娘とつきあってるんでしょ?」
というように、carry on with~で、「~とつきあう」という意味で使われるときもありますが、「本当の彼女がいるのに・・・」などと、良くない意味で使われることが多いので、気をつけてください。
「機内へ持ち込むことが出来る」
今回のブログで使われる意味ですね。Carry-onと、通常はハイフンを入れます。そうすることで動詞ではなく形容詞になります。
形容詞なので、通常は、
Carry-on Baggage
Carry-on Bag
のように名詞を後に続けて使いますが、
Carry-onだけで名詞のように使う場合もあります。
Baggage / Luggage / Bagの違い
ところで、「荷物」を表わす英語として
Baggage / Luggage / Bag
という表現がありますよね。
この違いってあるんでしょうか?
Baggageはアメリカ英語で、
Luggageはイギリス英語と言われています。
だから、この2つに意味に違いはないと思って良いでしょう。
もっとも、最近はこの違いも曖昧になってるみたいですが・・・
この2つとBagは少々違うので注意が必要です。
Baggage/Luggageは、「不可算名詞」です。
数えられない名詞なんです。
だから、a baggageとか、two baggagesとかは言えません。
これに対して、Bagは可算名詞なんです。
会話例で比べて見ましょう。
チェックインカウンターでの会話①
「機内へ持ち込む手荷物はおいくつですか?」
“How many carry-on bags do you have?”
“How many pieces of carry-on baggage do you have?”
このように、不可算名詞のBaggageやLuggageを数える場合は、
“pieces of~”を使います。
では、Carry-onだけ使う場合は?
このCarry-onも加算名詞なので、
“How many carry-ons do you have?”
となります。
Check-in Baggageとは?
Carry-on Baggageが「機内持ち込み手荷物」なのに対して、
Check-in Baggageは「受託荷物」ですね。
Check-in Counterにて荷物を預けます。
私たちが座る「客室」の床の下になる
「貨物室」に預けられます。
荷物もチェックインしますので
Check-in Baggageと言います。
実際、Check-in Counterで預けるものなので、
個数などを聞かれるのはこちらの荷物の方が圧倒的に多いですね。
最後に、チェックインカウンターで使える表現を紹介します。
チェックインカウンターでの会話②
「お預けになるお荷物はございますか?」
“Do you have any baggage to check (in)?”
チェックインカウンターでの会話③
「お預けになるお荷物はいくつございますか?」
“How many pieces of baggage do you have to check (in)?”
“How many bags do you have to check (in)?”
まとめ
では、今回紹介した英語表現をまとめておきましょう。
|
チェックインカウンターでの会話①
「機内へ持ち込む手荷物はおいくつですか?」
“How many carry-on bags do you have?”
“How many pieces of carry-on baggage do you have?”
チェックインカウンターでの会話②
「お預けになるお荷物はございますか?」
“Do you have any baggage to check (in)?”
チェックインカウンターでの会話③
「お預けになるお荷物はいくつございますか?」
“How many pieces of baggage do you have to check (in)?”
“How many bags do you have to check (in)?”
長くなりそうなので、今回はここまでにしておきます。
チェックインカウンターでの会話はもう少し続きそうですね。
Kすけ