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【保存版】プロが教える英語リスニング力がぐんぐん伸びる効果的な3つの練習法

2020/02/29
 
この記事を書いている人 - WRITER -
Kすけ
語学と音楽をこよなく愛する「Kすけ」です。英語の講師をしています。英検1級、留学カウンセラー取得。今まで仕事で訪れた国多数。これまでの経験を元に、英語を基礎から学びたい人へ情報を発信していきます。留学情報などにも触れていきます。ときどき音楽についてもつぶやきます。

「英語を楽して身につける方法ってないんでしょうか?」

よくこんな質問をされますが、そんなときはこう答えるようにしてます。

「楽して身につける方法はないけど、楽しみながら身につける方法ならあるよ」

そういう私も、「睡眠学習枕」を友人から借りて試してみた経験あるくらい

実は勉強、特に暗記モノが大の苦手・・・(笑)

どうも、「Kすけのブログ」のKすけです。

前のブログで、

”大人が英語をやり直すなら、力を入れるべきはListening(リスニング)だあ!!”

と書きました。

では、具体的にはどんな勉強法が有効なのでしょうか?

私が最もお勧めする勉強法は以下の3つです。

  • オーバーラッピング
  • ルックアップ&セイ
  • シャドーイング

この3つのやり方を、これから一つずつ順番に紹介します。

長年の英語教師の経験から行き着いた、とても効果的なやり方。

英語のリスニング力とスピーキング力を一緒にあげることができる魔法のような方法です。

高いお金をかける必要もありません! やり方はいたってシンプル。

ただし、正しいやり方で練習をしないと効果半減ですので、

これから説明するやり方に沿って、順番通りに練習をしてみてください。

 

ステップ1 オーバーラッピング

まずは「オーバーラッピング」です。

お皿などに蓋をして、レンジで温めるときに重宝する「ラップ」。

あのイメージで、英語の音声を上からきれいにかぶせて練習する方法です。

さて、その方法とは・・・

まずは下準備

音声とスクリプト(台本)を手元に用意します。

音声は、会話文でも説明文でもどちらでも可能ですが、まずは会話文にします。

難易度は自分の英語力に合わせます。

最初は4~5回くらいの会話のやりとりからスタートして様子を見てもよいでしょう。

目安ですが、簡単すぎても意味がありません。

1回聞いただけでは完全な意味を拾えないくらいの

少し背伸びをすると大丈夫という程度の難易度が良いです。

(難しすぎるのはやる気がなくなるのでよくありませんが)

そして、録音してスマホなどで持ち運びができるものである必要があります。

「どこでも練習ができる」ということが大切です。

スクリプトは必ず英文と日本語訳があるものを準備します。

ポイントとなる新出単語や表現の紹介などがあると最高ですが、これは絶対条件ではありません。

私のおすすめは「NHKラジオ英会話」です。

その理由は・・・

・レベルが多いので、自分の英語力に合わせることができる。

・2日で1単元なので、ペースがちょうどよい。

・録音ができるので、持ち運びができる。

・テキスト(スクリプト)がそれほど高価ではない。

*注意*

「テレビ英会話」は合っていません。録音がしにくいのと、映像で入ってくるため、

内容理解が簡単にできすぎるのが難点です。

あくまで、音声から内容を想像できるものである必要があります。

 

準備ができたらいよいよオーバーラッピングを実践しましょう。

スクリプト(台本)を音声と同時進行で「読む」練習です。

上からラッピングをするように、音声をかぶせていきます。

ポイントは、とにかく音声に合わせて読むということです。

 

オーバーラッピングのやり方

 

  1. まずは何も見ずにリスニングをします。音声だけで何と言っているか、会話や説明文の内容を理解しようとよ~く聴きます。 一度でわからない場合は、何度も聴きなおします。 ただし、ここであまり根を詰めないように、「いきなり分かる必要はなし」というくらいでリラックスしてリスニングを楽しみます。
  2. スクリプトを開いて、どこの単語や内容がわからなかったのか、どんな音が聞こえていなかったのかを確認します。音声を聞いて、内容と読み方を確認します。 そのときに読み方をチェックするポイントは、「抑揚」「アクセント」「息つぎ」「テンポ」です。 単語の中で強く言っている「母音」の上にチェックを入れておくといいでしょう。
  3. 音声を流して、音声と同時にスクリプトを読みます。 その際に、②で確認したアクセントや抑揚、息つぎなど、できるだけ音声と同じように読みます。 ポイントは「真似をする」ということです。 リズミカルに読みましょう。
  4. ③をすらすら読めるまで、何度も繰り返します。 慣れてきたら、内容の意味を頭に浮かべながら読むと、より効果的です。

以上が、「オーバーラッピング」のやり方です。

「勉強」とは思わないこと。「練習」です。

簡単すぎる方法だと思わずに、音声と同じような英語で読めるまで、

とにかく「マネ」をして、練習を続けてみましょう。

ディクテーションを勧める方もいますが、私はお勧めしません。

理由は「面倒」だからです。

書くのに時間がかかるし、自信喪失の原因にもなります。

よって、ディクテーションは敢えて飛ばしちゃいましょう。

さあ、準備ができたら、さっそくオーバーラッピングをスタートしましょう。

それが終われば、次のステップ2へ進みます。

 

ステップ2 ルックアップ&セイ

英語で書いたほうが分かりやすいですね。

” Look up and say” です。

簡単に言うと、英語の文を、読まずにある程度言えるように練習することです。

ただし、ただ目で読んで覚えたり、一人でブツブツ言って覚えるということではなくて、

より効果的な覚え方がこのLook up & sayです。

 

ルックアップ&セイのやり方

 

すでにオーバーラッピングで用意した英文にはかなり「慣れている」かと思います。

中にはすでにいくつかのフレーズは覚えてしまっている人もいるでしょう。 そのような文章を使います。

では、やり方です。

今回もなるべく正確に以下のやり方を再現してみてください。

  1. オーバーラッピングで準備したスクリプトを手元に用意します。
  2. 用意したスクリプト(原稿)を一文だけ読みます。 この時は声を出す必要はありません。
  3. 顔を上げて(Look up)、スクリプトを見ずに、目の前に誰かいると仮定して、その人に話しかけるように言います。(say)
  4. けして棒読みにならないように気をつけましょう。
  5. 文章の内容を考えながら、その内容を伝えようと気持ちを込めて声に出します。
  6. ⑤までやったら、次の文に移ります。これをスクリプトが終わるまで続けます。

間違えたり、詰まって言えなかったりしても、言いなおせばいいのです。 問題ありません。

そして、ここからが最大のポイントです。

けして、「暗記しよう!」と思いすぎないことです。

「暗記」って楽しくないですよね。 あくまでこれは「練習」です。

オーバーラッピングの時に練習した、「抑揚」「アクセント」「息つぎ」

などを気にしながら、リズミカルに発声しましょう。

これを最低3回繰り返します。

どうですか? 簡単ですよね。

勉強ではなく、「練習」と思って、頑張って見て下さいね。

 

ステップ3 シャドーイング

さあ、いよいよクライマックスです。

この「シャドーイング」という練習法に出会ってから、

私の英語の個人練習は、もっぱらコレばかりになりました。

とてもシンプルで、しかも私にとって、とても効果的な練習法です。

これを繰り返すだけで、文字通り「飛躍的に」英語力が伸びました!

ただし、「正しいやり方でやらないと効果は半減する。」

これが私の経験から感じたことです。

この、かなり効果的な学習法ですが、今まで紹介した

  • オーバーラッピング
  • ルックアップ&セイ

この2つは、「シャドーイング」をするための事前準備と思ってもよいくらい

とても大事な仕上げです。

人によっては、この「シャドーイング」だけをすればよいという人もいます。

たしかに、それでできれば問題ないでしょうが、もともとの教材選定基準が

「少し背伸びをしたレベル」

であるため、これまでの2つのステップで英文に慣れることも必要です。

この「シャドーイング」はそれほど目新しい練習法ではなく、

すでに多くの方、とくにプロと言われる方も実践している方法です。

Listening力をつけるため、Speaking力をつけるため、

または通訳などの本番前のウォームアップのためなどに実践されています。

いわゆる「英語脳」をセットするためにも有効な方法だと言えます。

ではいよいよ、その勉強方法です。

 

シャドーイングのやり方

 

オーバーラッピングとの違いは、「読まない」ということです。

英文スクリプトは本ごと閉じて、絶対に読みません。

また、オーバーラッピングが音声と同時に読むのに対し、

シャドーイングは「シャドー(影)」のように

後ろから付ける感じで発声します。少し遅らせて発声をするんですね。

「オーバーラッピング」「ルックアップ&セイ」で使った音声と英文スクリプトを準備します。

  1. 音声を聞きながら、聞こえた音をそのまま発声します。
  2. 当然、音声と同時ではなく、少し遅れながら、音をかぶせていきます。【注意】音声を一文ずつ聞いて、そのあとに発声する「リピーティング」とはまったく違います。後からかぶせていくのです。
  3. たとえ詰まっても途中で止めずに、スクリプト全部をワンセットとします。
  4. 上手く言えない箇所がもしあれば、英文スクリプトで確認をしてもよいですが、確認後は必ずとじます。

そしてここが大切! 練習の際のポイントがあります。

【シャドーイングの重要ポイント】

  • アクセント等に気をつけて、リズミカルになるように発声します。
  • 聞こえる英文のスピードから絶対に遅れないように頑張ってペースを維持します。
  • 会話の内容に注意します。「自分は今どんな内容を話しているのか」を強く意識して、その内容を伝えるように発声します。
  • 絶対に、「ただの発声」「機械的な繰り返し」にならないように。「英語脳を鍛えてる」という意識を強く持つことです。

家で一人でやるのもよいですが、私はイヤフォンなどをつけて、

耳をふさいで練習することをお勧めします。

理由は、英語の音に集中でき、自分の声が聞こえないため、

本当に英語をペラペラとしゃべっているように感じることができ、自信がつくからです。

⇒この「英語を発することに自信がついてくる」というのは、英語を学習する上で大きなメリットです。

このシャドーイングにはもう一つ、見逃せないメリットがあります。

オーバーラッピングやルックアップ&セイの段階では、まだどうしても英文スクリプトが必要でしたが、

この「シャドーイング」の段階までいくと、英文スクリプトなしでも練習が可能です。

スマートフォンなどに音声を録音しておき、イヤフォンを使うと、たとえば通勤時や通学時でも、

ぶつぶつ独り言を言いながら練習は可能です。 いつでもどこでも練習できるという優れものだと言えます。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

一つの会話文でかなりの時間と量の練習ができるため、大変リーズナブルで簡単です。

ぜひ挑戦してみてください。

そして大切なことはもちろん、「継続すること」ですよね。

ぜひ、無理なく、でもできるだけ継続的に続けて見てください。

*「勉強」とは思わない。「練習」だと思って、楽しんでやりましょう!!

英語のリスニング練習に効果的な3つのやり方

  1. オーバーラッピング
  2. ルックアップ&セイ
  3. シャドーイング

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