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新型コロナで帰国できない留学生が増加中~在留資格の問題点 ”Imagine there’s no countries”

2020/04/21
 
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Kすけ
語学と音楽をこよなく愛する「Kすけ」です。英語の講師をしています。英検1級、留学カウンセラー取得。今まで仕事で訪れた国多数。これまでの経験を元に、英語を基礎から学びたい人へ情報を発信していきます。留学情報などにも触れていきます。ときどき音楽についてもつぶやきます。

どうも、Kすけです。

今日はいつもと趣を変えて、

問題提起的な内容です。

日本で生活をしている留学生たちのことです。

ちょっと難しい内容かもしれませんが、

よかったらお付き合いください。

日本で暮らす多くの外国人

日本にいる外国人、コンビニのレジとかで一生懸命働いてくれていますよね。

「店員も外国人」「お客さんも外国人」

「なんだ、コンビニの中にいるのは、自分以外は全員外国人」

なんこともあったりします。

このように例えばコンビニでニコニコしながら働いてくれている

彼ら、彼女らのほとんどは「学生」です。

当然、「学生」という在留資格で日本に滞在しています。

「ビザ(査証)」と「在留資格」って違うの?

詳しいことはまた別のブログでいつか書くとして、

よく間違えられますが、「ビザ(査証)」と「在留資格」は別物です。

「ビザ(査証)」は入国をする際に身元を証明する書類の一つです。

だから、「ビザ(査証)」がないと入国できませんが、

「ビザ(査証)」があっても入国許可が約束されているワケではありません。

もともとは日本も多くの国へ「ノービザ(期間の制限つき)」で入国できるようになっていたのですが、

近年の新型コロナウィルスの影響で、今は多くがストップされている状態ですよね。

ちなみに、正式な場面では「査証」が使われやすいため、

「査証」も覚えておいた方がいいです。

*意外と知らない人がいますが、パスポートも「旅券」ですよね。

さて、対して「在留資格」です。

これは、入国して滞在する際に、

どんな身分で滞在をするかを表わすものです。

これには本当に沢山の種類があって、

説明はここではしませんが、

たとえばコンビニエンスストアで働いてくれている外国人の皆さんは

ほとんどが「学生」という「在留資格」を持って働いています。

学生の在留資格なのに、働いていいの?

私がアメリカで留学生をしていた時は、

アルバイトはやってはダメ、「禁止」でした。

国によって制度が違うため、

一律には言えないのです。

日本の場合、「資格外活動」という許可を申請して受理されたら、

1週間に28時間の上限でアルバイトをして良いとなっています。

だから、ほとんどの留学生はこの制度を使って、合法にアルバイトをしているんですね。

新型コロナの影響が出てきているらしいというニュース

ところで、この留学生たちにも新型コロナの影響がドッと押し寄せてきているそうですね。

まず、アルバイトが減らされて、時給で暮らしている彼ら彼女らの生活がピンチになっている。

まあ、しかしこれは私たちも含めて、ほとんどが今は「自粛」しているので

留学生に限ったことじゃあないですよね。

大きな問題は、3月に卒業した留学生たちです。

大学や短大、専門学校などを卒業したら、

そのまま日本で就職をするか(在留資格変更ができれば)

さらに上級の学校へ進学をするか、

あるいは、帰国をするかということになります。

それまで在籍していた学校を卒業したら、

もちろんそのままでは日本にいれません。

就職したら、「就労」の在留資格へ「変更」しないといけません。

進学の場合は、留学生の在留資格の「更新」が必要です。

帰国は、その手続きは不要です。

しかし、今、「帰りたくても帰れない」留学生がたくさん出てきています。

帰国ができない留学生が多数発生?

言うまでも無く「新型コロナ」の影響で、

フライトがなくなったり、国から国への移動が困難になったり

とても大変な状態になっているんですね。

日本の入管(正式には「出入国在留管理庁」)も

ちゃんと考えてあげているようで、

きちんと申請をすれば、

場合によっては短期滞在などへの在留資格変更を許可して

さらなる日本滞在を許可してくれることもあるようです。

では、何が問題なのか?「生活できない留学生がうまれている」

しかし、彼らは「留学」の在留資格を持って、

その在留資格に紐付く形で「資格外活動」の許可をもらってアルバイトをしていました。

学校を卒業した時点で「留学生」ではなくなります。

たとえ「短期滞在」の在留資格で日本にいることができても、

アルバイトをすることが法律上できないんです!!

だから、どんなことが発生しているかというと、

帰国したい

  ↓

でもできない

  ↓

日本にいるしかない

  ↓

でもアルバイトできない

  ↓

生活できない

  ↓

早く帰国したい

  ↓

でもできない

というスパイラルに陥っているらしいのです。

まとめ

この問題について、英字新聞にも載ってるので

英語の勉強がてら、良かったら読んでみて下さい。

Foreign graduates in Japan can’t leave due to virus, can’t work due to visas

【外部リンク:The Mainichi】

 

今の状況が長くは続かないとは思いますし、

なんらかのサポートはあって欲しいなと思いますが、

困っている状況は国籍に関係なくみんな同じです。

なんとか一日も早く、今の状況が好転して欲しいと

本当に願います。

あのJohn LennonもImagineの冒頭で歌っています。

“Imagine there’s no countries” 

(ここのbe動詞はareなら曲が締まりませんよね)

こんなときこそ、自分以外の人にも目を配って、

思いやりを持って、助けないといけないんだろうけど、

今の世の中、どうだろう??

最後までありがとうございました。

Kすけ

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語学と音楽をこよなく愛する「Kすけ」です。英語の講師をしています。英検1級、留学カウンセラー取得。今まで仕事で訪れた国多数。これまでの経験を元に、英語を基礎から学びたい人へ情報を発信していきます。留学情報などにも触れていきます。ときどき音楽についてもつぶやきます。

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